【出産準備読書】ママ、もうすぐあえるね おなかの中からハグくむ親子の絆 ソフロロジー【感想・経験談】

こんにちは!あさひです^^

今回は『ママ、もうすぐあえるね おなかの中からハグくむ親子の絆 ソフロロジー』の感想です。

目次
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読んでもらいたい人

もちろん妊婦さんですが

特に出産時の心の拠り所がまだ見つからない妊婦さん

仕事等で忙しく出産のイメージが定まらない妊婦さんです。

この本を読むきっかけ

妊娠9ヶ月の時に切迫早産で入院し

一日中ベッドで安静にしていなければならず時間がたくさんできたからです。

出産が近づいてきてだんだん不安になって検索して見つけた書籍です。

印象に残っているところ3選

赤ちゃんはおなかの中にいる限り、お母さんに100パーセント守られて生きています。

  お母さんが元気だから、赤ちゃんも元気でいられる。まさに一心同体なのです。

  ということは、陣痛が終わって休み時間になったら、お母さんが休憩しなければ、赤ちゃんも休めません。

  おなかの赤ちゃんは、お母さんと別々に勝手には休めません。お母さんが休んで初めて、赤ちゃんも休めます。

田邉良平「ママ、もうすぐあえるね おなかの中からハグくむ親子の絆 ソフロロジー」,1万年堂出版,2020/3/24

この本を読むまでは痛みに耐えるのは母親だけだと思っていました。

自分だけが痛みに耐えて、赤ちゃんは出てくるだけではなかったんですね。

むしろ全身で感じているのは赤ちゃんなんだから

陣痛の休み時間はしっかりと休まないといけないことを学びました。

では陣痛は、お母さんだけが痛いのでしょうか。

  もちろん、お産するお母さんに、間違いなく痛みが来ますが、実は、おなかの大事な赤ちゃんにも、陣痛はやってきます。その痛みは、頭の先から爪先まで、体の一部分ではなく、全身にやってくるのです。

田邉良平「ママ、もうすぐあえるね おなかの中からハグくむ親子の絆 ソフロロジー」,1万年堂出版,2020/3/24

先ほどを重なる部分もありますが

狭い産道を通ってくる赤ちゃんは全身に陣痛を感じていると分かったことで

できるだけ赤ちゃんに負担がかからないようにしようと思えました。

ソフロロジーの赤ちゃんは、超元気、スーパー元気、「血行のいいピンク色で逢いにきてくれた」とよく言われるのは、そのためです。

ですから、最後まで力を抜いて、いっぱい酸素を赤ちゃんにあげてください。

田邉良平「ママ、もうすぐあえるね おなかの中からハグくむ親子の絆 ソフロロジー」,1万年堂出版,2020/3/24

これが私の中で一番心の拠り所になった文章です。

陣痛が始まってから心に決めた目標が

「いっぱい酸素を送って、ピンクのツヤツヤな赤ちゃんで産む」です

iPhoneを分娩室に持ち込みできたので上記の目標をメモに書き込んで出産に臨みました。

陣痛が強くなってからも呼吸を意識することができたら

助産師さんたちが「初産で痛いのに息止めなくてえらいね」と褒めてくれました^^

本書と私の出産談

私は正直、働いていた時はなんとなく出産って陣痛か破水から始まって

何時間も陣痛に耐えて子どもが産まれてくるものなんだろうな〜程度の認識でした。

出産後に振り返っても大まかな流れはこれでいいと思いますが、

この本が役に立ったのは長い長い陣痛を1人で耐えている時と

いよいよ陣痛が強くなってきた時です。

コロナ禍もあり家族は院内に入ってくることはできません。

そのため陣痛も出産も励ましてくれる身内はいません。

ただでさえ初めての出産で心細く不安な中、

心の拠り所になったのは

「お母さんも痛いけど、赤ちゃんの方がもっと痛みを感じている」

「酸素を届けることができるのはお母さんだけ」

「血色のいいピンク色の赤ちゃんにしてあげたい」

という考え方でした。

生きていればいろんな痛みを感じますが

陣痛は今まで感じた痛みとは違う痛みでした。

しかも私は陣痛が来てから5時間くらいで一旦心が折れかけていました^^;

痛いと息を止めたくなるし、実際何度も止めかけていたけれど

「赤ちゃんの方が痛い」「酸素を届ける」「血色良く産みたい」という知識や想いで

乗り切ることができました。

この本を読まずに出産に臨んでいたら…と思うと

産むまで耐えられただろうかと結構ゾッとします。

陣痛が本格的になってからは助産師さんも励ましてくれましたが

1人で頑張る時間がある妊婦さんは一読してみると

出産時の心もちが変わると思うのでおすすめです。

目次【書籍情報】

1.想う

2.育む

3.出逢う

4.つながる

出産後にもお母さんを支えてくれる言葉がたくさんあるので

産後に読み返すのもおすすめです

著者:プロフィール

田邉 良平(たなべ りょうへい)氏

昭和 37年、佐賀県唐津市生まれ。
久留米大学医学部大学院博士課程修了。
医療法人虹心会たなべクリニック産科婦人科の三代目院長。
日本におけるソフロロジー法の祖・松永昭先生との運命の出逢いから、ソフロロジー法の普及をライフワークとしている。
全国各地で、講演活動を続けている。
日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。
日本ソフロロジー法研究会常任理事。
日本ソフロロジー法研究会達成度向上委員会委員長。医学博士。二男の父。

出典:『ママ、もうすぐあえるね おなかの中からハグくむ親子の絆 ソフロロジー』田邉良平著

まとめ

出産に向けてどの妊婦さんも準備をしていますが

産む前の私のように出産時の心の拠り所がない方には特におすすめしたい一冊です。

音楽やアロマなどいろんなリラックス方法を用意している方も多いと思います。

私も妊娠中期頃に用意していました。

いろんな出産の形があるので一概には言えませんが、

本当に痛くなってくると水分摂取で精一杯かもしれません。

自分との戦いになってくる時間もあるので

心の拠り所になる知識や想いを持つきっかけになると嬉しいです。

ではまた!

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