今回は整理収納アドバイザーMisaさんの『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み,“もしも“の時は家族を守る70の備え』の感想をまとめます
読んでもらいたい人
- 防災が気になっているけどなかなか取りかかれないでいる人
- 防災に役立つものを知りたい人
- 家の中の防災対策に興味がある人
私は3.11を宮城で経験しましたが、あれだけの大きな経験をしていてもなかなか防災に取りかかれずにいました。
なんとなく他人事のような感覚があって備えはあまりしていませんでした。
また、防災グッズを自分で一から調べるのも手間だなと思っていたので
本書を読んで「これならおしゃれだし買ってみようかな」と気軽に防災に取り掛かれると感じたからです。
今すぐ取り入れたいこと3選
防災ポーチを作る
外出先でそんな想定外のことが起こった際、自分を少しでも助けてくれるアイテムはなんだろう?と考えて作った防災ポーチ。電車や車で出かける時は必ず持ち歩くようになりました。
Misa『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み,“もしも“の時は家族を守る70の備え』山と渓谷社,2021/3/6
「防災ポーチ」は以前から知っていましたが、必要なものを考えるのが億劫でなかなか取りかかれないでいました。
いつどこで災害に遭うかは誰も分からないです。
そんな時に少しでも落ち着けるように準備しておけばより命を守る判断に意識を向けることができるな、と思いました。
Misaさんの防災ポーチの中身が例示されているのでまずは真似して用意してみたいです。
ヘッドライトを買う
ヘッドライト:両手が空くということが最大のメリット。頭につけるもよし、首にかけるもよし。日常生活では子どもの耳掃除の時に使っています。
Misa『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み,“もしも“の時は家族を守る70の備え』山と渓谷社,2021/3/6
『おしゃれ防災アイデア帖』を読むまでは意識もしていなかったアイテムの一つがヘッドライトでした。
昨年娘が生まれました。
もし夜中に避難するときに娘を連れ出す際両手が空いていないといけないことに気が付きすぐにネットで購入しました。
両手が空くと荷物も運べますし、万が一手を怪我していても頭や首につけることができれば明かりを確保できて安全性が高まっていいなと思いました。
アウトドアの体験から学べる知恵
家の中とは違って、何をするにも工夫が必要になるアウトドア。食事やトイレ、風邪や寒さをしのぐ方法など、災害時に役立つ知恵をたくさん学べる機会になります。
Misa『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み,“もしも“の時は家族を守る70の備え』山と渓谷社,2021/3/6
田舎に生まれたのにインドア派の私ですが、災害時は家にいたくてもいられなくなる可能性がありますよね。
外で過ごすことに普段から慣れていれば災害時にもストレスが少なくなりそうだな〜と感じました。
幸い、夫がアウトドアグッズを集めているので暖かくなってきたらまずは近場でアウトドアしてみたいです。
また、その際にポータブルトイレなど使い慣れていないトイレも体験しておこうと思いました。
使ってみて初めて何が必要なのかも分かる気がします
目次【書籍情報】
Chapter1 普段の暮らしに馴染む「備える」ものたち
Chapter2 安心して暮らすための部屋づくりとインテリア
Chapter3 いざという時にどこに何があるかわかる家に
Chapter4 清潔をキープして暮らすための片付けと掃除
Chapter5 家族とのルールづくりと防災知識
著者:プロフィール
整理収納アドバイザー・地震ITSUMO講座認定講師 夫と9歳と7歳の息子との4人暮らし。大阪府北部自信をきっかけに暮らしに馴染む備えを考えはじめる。インスタグラムでは15万人以上のフォロワーを持つ。著書に『北欧テイストのシンプルすっきり暮らし〜散らかっても10分で片づくアイデア〜』(マイナビ出版)がある。
まとめ
『おしゃれ防災アイデア帖』は,防災は大事と分かってはいてもなかなか行動に起こせない私をやる気にさせてくれた一冊でした
防災はモノの備えだけでいいと思い込んでいた私にとって
家から整えて防災につながるようにするアイデアが沢山紹介されていて勉強になりました
地震の時に怪我をしないように普段から整理しておくことも心がけていきたいです
ではまた!
コメント